6歳~向けの絵本です
『ゆきのうえゆきのした』 ケイト・メスナー/文,クリストファー・サイラス・ニール/絵,小梨 直/訳 福音館書店 2013
冬にぴったりの絵本をご紹介します。
雪が積もって、真っ白な森の中を、お父さんと女の子がスキーで進んで行きます。
雪の上にしっぽが見えていたアカリスが、視界から消えたのを不思議に思った女の子は、お父さんに尋ねます。「どこへ いったの?」するとお父さんは、雪の下に広がる秘密の世界について、教えてくれるのです。
トガリネズミや、ウシガエル、シマリスや、マルハナバチ……小さな生き物がどんな風に冬の間過ごしているかが、優しい語り口と淡い絵で説明されています。
女の子の雪の日の1日のお話ですが、科学絵本の要素もあり、実際に雪原を体験する横手市の子どもたちには興味深い1冊となるでしょう(su-san)