3～5歳向けの絵本です。
『まあばあさんのゆきのひピクニック』
すとう あさえ/文 織茂 恭子/絵 岩崎書店 2002年
雪がどっさり降ったある日、ののちゃんはご機嫌ななめ。雪で電車が止まり、おばあちゃんがお誕生日のお祝いに来られなくなってしまったからです。
そこへやってきたのがお隣のまあばあさん。ののちゃんを「ゆきのひピクニック」に誘ってくれました。
きゅっきゅっと雪を鳴らして歩いたり、雪でうさぎやケーキを作ったり、まあばあさんが教えてくれる雪遊びは、特別な道具が無くても楽しめるものばかり。すぐに真似したくなります。しょんぼりしていたののちゃんも、にこにこ笑顔でピクニックを楽しんでいます。
最後にはお友達と一緒に、大人でも持ち上げられないくらいに大きな雪玉を作りました。さて、これを雪だるまにするには、どうしたらいいでしょうか？ここでも、まあばあさんのアイデアが光ります。
寒くてつらいことも多い冬ですが、雪があってこそ楽しめる遊びがたくさんあることを、改めて教えてくれる絵本です。皆さんも、雪かきの合間にお子さんと「ゆきのひピクニック」を楽しんでみてくださいね。
（by yam）